これは新聞記事ではない。私の体験談である。しかも介護サービスに関連している。経過及び結果があまりに腹立たしいので鬱憤ばらしとして、ここに起稿することにした。少しは俺の愚痴を聞いてほしい。

 

 経過

 私と家内は、後1~2年で後期高齢者になる。高齢者を優先するとして、私達は2021年7月中旬に新型コロナウィルスワクチンの2回目接種を同時に終了した。2022年1月頃、第3回目のワクチン接種を始めると公報された。国や自治体は、医療・看護・介護関連は優先するし、高齢者の接種も進めるとPRし始めた。

 2022年1月末に、居住する自治体から家内宛へ封書が届き、第3回目の接種券が納まっていた。その封書内に私の接種券はなかった。なぜ私の分がないのだろう?私は門扉の郵便受内を見直したり、門扉付近を探したり、道路の側溝あたりまで探し回った。私宛の封書を見つけ出すことができなかった。ワクチン接種対策室のコールセンターへ電話するが、話中でつながらない。私は、優先順位漏れで接種券の送付は、次回になったのだろうと思い、1週間程待つことにした。待てどもやはり来なかった。職場でも高齢パート者に聞いてみた。

 この間に家内はかかりつけ医師へ打診して3回目の接種を完了した。家内が趣味サークルのメンバーとワクチン接種について談話していると、我々より若い高齢者世代へ接種券は送付されていることを知った。家内は、私宛に接種券が届いていないことはおかしいと言い始めた。そこで、私は昼食時間帯に、スマホでコールセンターへ電話した。何度もしつこくコールするつもりが1回でつながった。これから、電話でのやり取りを記載する。

 

  「電話問答」我は私で、市はコールセンターの担当者とする。

       会話中に、私が腹の中に収めた思いを(、、、、、、)として記述した。

 我、 私は市内に住む、カネガエといいます。74歳だけど第3回目コロナワクチンの接種券が届いて

    いないので、調べて再発行をしてほしいのだが、

 市、 お名前を再度伺います。苗字の漢字はどのように書くのでしょう?(接種券番号でわかるだろう)

 我、 カネはお寺のゴーンと突く鐘、金偏に立ち書いて里を書く童。ガはカタカナのケ。エは・・・・。

    名は、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(FAXの方が早いなあ)

 市、 住所を伺います。郵便番号を教えてください。

 我、 520-・・・・

 市、 住所が出てきません。もう一度お願いします。

 我、 520ー・・・・(なぜでない。担当市内の番号だよ。お前はどのようなパソコンシステムを

      利用しているの。年賀状ソフトでさえも、すぐ出るのに。)

 市、 やはり出てきません。正確にお願いします。

 我、 520-・・・・ (おいおい、あんた何やってるの?)

 市、 あ、出てきました。地名を読んでください。

 我、 大津市・・・・・・・・。

 市、 番地を正確にお願いします。

 我、 XXXX番地のXXXX

 市、 有難うございました。それではあなたの接種券番号を教えてください。

 我、 0004・・・・・・・・。(最初から接種券番号で検索せいよ。)

 市、 次にあなたの生年月日を西暦で教えてください。

 我、 19・・・・・・・・・・。 (最初から、接種来歴データーで検索せいよ。)

 市、 次のあなたが2回目を接種された日付を教えてください。

 我、 2021年7月XX日 (あんたのパソコンには接種来歴が表示されていないのかよ)

 市、 はい。有難うございました。次を接種する条件は整っていますね。それで3回目の接種券が

    届いていないのですね? (初めからそう言っているではないか、何度言わせるのだよ。)

 我、 家内と同じ日に2回目を接種した。家内へは10日前に接種券が届いている。

    なぜ私には届かないのだ。原因を調べて、再発行してくれ。

 市、 接種券を発行できるように手配します。

 我、 その3回目の接種券は、書留で郵送してほしい。そちらは送付した、私は受け取ったの

    証拠が欲しい。このような事案を発生させないための再発防止策だよ。そのくらいの事は

    ちゃーんとやってくれよ。

 市、 少々、お待ちください。

 我、 ・・・・・・・・・(5分ほど待った)(長いな、上司と相談しているのだろう)

 市、 お待たせしました。書留で郵送は出来ません。手渡ししたいので、コールセンターへ

    きていただけませんか? 明日以降であれば、対応いたします。

 我、 わかった。明後日、13:30に行く。(書留は230円で済む。私が受け取りに行くと

     電車賃は往復860円かかるよ。書留が電車賃より安いだろうが。)

    電話時間が40分の長電話である。私、市の担当者も昼食を延ばしての電話問答である。

     (コールセンター担当員はパソコンで私のクレーム内容を報告書にしていたと推定する)

     (クレーマーのために即決で対処をしていない。フォロー部署への報告書を作っているのだ)

     (クレーム内容を報告書にするのみなので、未配達になった原因の調査や再発防止策等の

      対応返答は一切ない。当然お詫びの言葉さえない。クレーマーをお客様と思っていない。)

 

 

 「第3回目のワクチン接種」

 明後日指定の時間にコールセンターを訪問して、接種券を再発行してもらい、やっと入手できたのである。早速、掛かりつけ医へ電話して、早々にワクチンを接種してもらった。副作用・反応もなく10日程経過した。免疫もついたことだろう。やれやれである。これで終わったら腹立たしいことはない。投稿もしないし、愚痴もこぼさない。 この後の結果を読んでほしい。

 

  結果 我は私、事は介護施設の事務員である。3月2日、勤務先介護施設内での会話。

      会話中に、私が腹の中に収めた思いを(、、、、、、)として記述した。

 事、 鐘ヶ江さん、コロナワクチンの3回目接種券をお渡しします。あまりに取りに来られない

    ので心配になりました。あなたに会えましたので、ここで接種券をお渡しします。

 我、 なんで!接種券がこの事務所にあるの?封書のまま、しかも封書の宛名は、俺の自宅だよ。

    (勝手なことするな。各個人宛に郵送された接種券をあつめるべきだろう。)

    (各人の接種は、個人で予約して行うか、この施設で集団接種するかを問うべきだろう。)

    (俺は1、2回とも高齢者枠で予約して接種した。ここの介護職員より早く接種したよ。)

    2月当初から職場の待機室で、俺には接種券が届かないと、介護士と話していたのに。

    届かないのはおかしいと考え、コールセンターへクレーム付けて再発行してもらった。

    もうとっくに3回目の接種は済ませたよ。上司へ済ませたと、口頭で伝えたよ。

 事、 医療、看護、介護関連者は、ワクチンの接種が優先されるので、市担当部署と連携して、

    施設が全介護士(施設職員)の接種券を事前入手しました。施設リーダー(上司)会議で、

    接種券を事前入手をしているので、各人は、取りに来るように伝えました。

    (伝言ゲームではあるまいに。各人へ着実に連絡せいよ。それがあんたの役割だろう。)

 我、 俺はそのリーダー(上司)から、何の連絡も受けていない。更に、掲示板や引継ぎノート、

    会議の議事録に、各人は接種券をとりに来ることと、明示・明記されていない。

    無用の封書だが、何かの記念にもらっておくよ。貴女に3回目の接種証明がいるのなら、

    明日、接種証明書のコピーを持ってくるよ。それでよいかな。

     (10日間も接種券が届かないと悩んで、郵便封書を探しまくったのは何だったのかよ。)

     (しかも電車賃を払ってコールセンターへ受け取りに行ったんだよ。灯台下暗しとはな。)

 

私見(ぼやき)

 コロナワクチン接種券の配布に、多くの担当部署があり、多くの人手を要していることはわかる。更に各担当部署の各作業員は、一生懸命に自分の役割を全うしていることも理解できる。ところがどこかで作業漏れ、

伝達漏れが発生して、最終該当者へ接種券が届かないのである。このような人為ミスを無くするための再発防止策を必要と思うのだが、誰も一気通貫した再発防止策を言い出さない。私はあきれ果てて、再発防止策の助言さえもしたくなかった。                   起稿  2022.03.04