今回はぼやき話でない。介護に関連したちょっとうれしい新聞記事だった。

 

 2019年11月14日朝日新聞の朝刊をよんで 見出しは「老後レス時代」働くと生きるは離せない である。

 

 記事内容:

 Kさん(78歳)は2年前から千葉県柏市の特養Yで、週2回ほど働いていた。掃除や草刈り等何でもこなした。16歳から職人として働き70代で退職した。生活費に困っているわけではない。ではなぜ働くのか?

柏市の高齢者就労セミナーに参加して、特養Yでの仕事を見つけた。取材後、Kさんは体調を崩し、10月下旬に

他界した。亡くなる直前まで働き続けた夫について「私が止めても働くことを本当に楽しみにしていました」と妻は話す。

 

 私見:ピンピンコロリの大往生である。Kさんは満足できた老後であったと思う。第二の仕事が介護に関連しただけである。介護の現場で自分にあった役割(仕事)を担当できる。そこで少しは世の中のお役に立っていると自覚できる。仕事をすることによっって元気をもらえるのだ。私は後期高齢者(75歳)になったら、現職をやめようと考えていたが、Kさんの事例を知り、やれるだけやりきってみようと考え直した次第である。

                                  2019.11.15 起稿