2022.02.08朝日新聞朝刊2面 総合2を読んで

大見出し:「陽陽介護」窮余の策

 高齢者施設で新型コロナウィルスの陽性になった職員が、陽性の利用者を介護する。

中見出し:「休業できぬ」感染者出勤

     「誰が面倒を」検査避ける

     厚労省「想定していない」

 

私見(ぼやき)

 大見出しをみて、ピーンときた。中見出しを読んで記事の内容が想定できた。読んだら想定通りであった。

昔(50年ほど前)会社員だった頃、風邪をひいてコホン・コホンと咳をしても、マスクもせずにトローチをなめながら、会社へ出勤して仕事をしていたことを思い出す。チョットした体調不良(二日酔い)で、会社は休むな。急に休むと同僚に迷惑をかけるからといわれていた。オミクロン株に感染しても、仕事は休むな、お客様及び、同僚・会社に、迷惑をかけるからである。なあんだ。今も昔も何にも変わっていない。介護職員はエッセンシャルワーカー等と外国語で格好良く言っているが、本当のところは、縁の下の支人・下働きとしか見ていないんだ。平均給与も低いよね。厚労省は対策できないと言えないので、想定していないと回答したのであろう。役人の対策は、介護事業者が望む対応でなくて、陽性者が働けないようにする緊急措置を発令することになるのだろうか?                     起稿    2022.02.09